PCR検査のDX化を支援する「HELPO」
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PCR検査のDX化を支援する「HELPO」

オンライン健康医療相談サービスの「HELPO(へルポ)」は従業員・職員の福利厚生と健康増進を支援するツールとして企業や自治体に導入され、「健康経営」や、ヘルスケア領域に於けるDX(デジタルトランフォーメーション)推進に活用されています。

しかし、「HELPO」の役割はそれに止まりません。新型コロナウイルスの感染拡大がなかなか収まらない中で、コロナ対策の基本となる唾液PCR検査を支援するインフラとして重要な役割を果たしています。

福岡市のPCR検査と「HELPO」

福岡県福岡市は、2020 年12月から2021年3月まで市内の医療施設、高齢者施設、障害者施設の従業者約11万人を対象に行った唾液PCR検査で、検査工程をDX化し、短期間で検査体制を構築することに成功しました。この中で「HELPO」は、受検者が検査予約、各種登録、結果の確認などをオンラインで行う総合窓口としての機能を果たしました。

DX化決断の経緯

当時、感染拡大を抑えるために検査数の拡大を目指していた福岡市は、実施数に限りがあった従来のPCR検査のリソース不足を解決するため、検査事業の公募を行いました。

市から示された厳しい条件をクリアして受託したのがヘルスケアテクノロジーズ株式会社とソフトバンクグループ株式会社の子会社であるSB新型コロナウイルス検査センター株式会社の合同チームでした。

合同チームではSB新型コロナウイルス検査センターが検査を行い、ヘルスケアテクノロジーズは検査以外の工程管理を担当しました。

人海戦術を解消し職員の負担を軽減

6,500施設11万人という膨大な数の検査実施に当たり、ヘルスケアテクノロジーズは検査に関わるオペレーションを自動化、効率化する独自の運用体制を構築しました。

その結果、全工程の中で福岡市が直接携わるのは、検査対象施設への周知と陽性者が出た場合の対応の2工程のみとなり、それまで人海戦術に頼っていた保健所職員の負担を大幅に軽減しました。

24時間365日対応で健康相談が可能

「HELPO」は検査の工程管理としての役割に加え、「健康医療相談」、「病院検索」、「ヘルスモール」の基本機能を提供。受検者は健康上の不安があった場合にチャット形式で24時間365日、医療従事者(医師、看護師、薬剤師)による相談を受けることが出来ました。

大きいDX化の恩恵

新型コロナウイルスを巡る状況は刻一刻と変化しますが、福岡市保健福祉局の担当者は「状況に応じた検査対象者や検査ボリュームが求められる中で、デジタル化により臨機応変な対応が可能なPCR検査ソリューションはとても重要」と指摘。また、「コロナ禍における検査事業はもちろんのこと、ヘルスケア分野におけるDXの恩恵はとても大きいと感じています」と話しています。

個人向けPCR検査でも活用

ヘルスケアテクノロジーズとSB新型コロナウイルス検査センターはより多くの検査需要に対応するために2021年2月3日から「HELPO PCR検査パッケージ」の名称で個人向け唾液PCR検査サービスの提供を共同で開始しました。(申込期間:2021年2月3日~同年8月末 / サービス提供期間:2021年2月3日〜同年12月末)

利用者は専用ウェブサイトから申し込みを行い、検査キット到着後に「HELPO」に必要事項や検体採取日などを登録します。採取した検体を検査センターに返送し、最後は「HELPO」で検査結果を確認します。申し込み手続き以外はすべて「HELPO」で完結する仕組みです。

特徴的なのは、もともと企業と自治体向けのサービスである「HELPO」の基本機能を特例として個人に開放したことです。検査に関わる費用は有料ですが、利用者は「HELPO」の3つの機能である「健康医療相談」「病院検索」「ヘルスモール※」をすべて無料で利用することができます。
※ヘルスモールでの商品購入は自己負担

利用者は「陽性疑い」と判定された場合には「HELPO」で診察や再検査が可能な提携医療機関の案内を受けることができ、「陰性」の場合でも様々な健康面の不安を相談することができます。

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ヘルスケアテクノロジーズ株式会社は、ソフトバンク株式会社がDX(デジタルトランスフォーメーション)領域でヘルスケア分野のさまざまな社会課題の解決を推進するため、2018年10月に設立された会社です。人々の健康増進や医療資源の最適化、国民皆保険の維持に貢献するため、ヘルスケアプラットフォームを提供しています。2020年7月から提供を開始した「HELPO」は、病気の予防や未病改善、健康増進に役立つ機能をワンストップで提供するヘルスケアアプリです。「HELPO」の詳細については、こちらをご覧ください。また、SB新型コロナウイルス検査センター株式会社との連携の下、2020年12月から自治体向けに唾液PCR検査業務の支援を開始し、2021年2月には個人向け唾液PCR検査サービス「HELPO PCR検査パッケージ」の提供を開始しました。

HELPOに関する問い合わせはこちらよりお願いいたします。
ヘルスケアテクノロジーズホームページはこちらをクリックしてください。

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