個人向け
STOPウイルス!!感染症から身を守ろう(咳エチケット編)
新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、「飛沫」という言葉が多く聞かれるようになりました。新型コロナウイルス感染症以外では、通常の風邪やインフルエンザなどがくしゃみや咳などの「飛沫」によって感染します。家族や友人と食事の際、マスクをしていないときに咳やくしゃみが出そうになったらどうすればよいでしょうか。
咳エチケットとは
感染症対策の基本のひとつに咳エチケットがあります。
- 咳とくしゃみの症状がある場合は、マスクを着用する
- マスクをしていなくて、咳やくしゃみが出る場合は、ティッシュやハンカチで口・鼻を覆う
- ティッシュやハンカチも手元にない場合やとっさのくしゃみや咳の場合には、ひじの内側の袖などで口や鼻を覆う
手で咳やくしゃみを受けると手にウイルスがついてしまいます。もし、手で受けてしまった場合はすぐに手を洗いましょう。また、使用したティッシュはすぐにゴミ箱に捨てましょう。
マスクなしで咳・くしゃみをした際に、ウイルスは約2mまで到達します。マスクをすることで、飛散を軽減することができます。
マスクは本来、風邪などの症状があり、ウイルスを持っている人がほかの人に移さないために必要なものでした。しかし現在では、新型コロナウイルス感染による症状がなくても、PCRが陽性である場合、程度は低いとしても他の人に感染させる可能性があるため、基本的には至近距離で会話をする際にはマスクを着用することが推奨されています。
正しいマスクのつけ方と外し方
鼻を出していたり、顎にマスクをしたりするとマスクの効果が低下します。また顎にウイルスが付着していると、マスクの内側にもウイルスがついてしまいます。再利用するために腕にマスクをすることも避けましょう。
フィットしていないマスクも隙間から飛沫が漏れてしまうため、フィットしたマスクを着用するようにしましょう。
会話をするときに外している場面も見受けられます。会話による飛沫を防ぐために着用しているので、特に、近い距離で会話をしているときには外さないようにしましょう。WHOによると5分間の会話は1回の咳に該当し、約3,000個の飛沫が飛ぶといわれています。
マスクの表面と内側は汚れているので、外した時にテーブルに置くのもきれいではありません。食事で外したらそのまま捨てて、新しいものをつけるようにしましょう。
正しいマスクの着用法
- マスクの上下・裏表を確認する。鼻の留具を鼻の形にまげる
- プリーツを上下に広げる(製品によってプリーツの向きが一定でない場合もありますので確認が必要です。)
- ひもの部分をもって耳にかける
- 再度鼻の留具・プリーツを調整し、鼻・口全体をしっかり覆う
正しいマスクの外し方
- 汚染面を触れないようひもの部分を持って外す
- 汚染したマスクの表面に触れないようにゴミ箱に捨てる
- 手指衛生(石けんでの手洗いやアルコールでの消毒)を行う
マスクは再使用せずその都度新しいマスクに交換しましょう。
マスクの素材ですが、一般的なマスクでは、不織布マスクが最も高い効果を持ちます。
同じ素材のマスクの間でも、自分の顔にぴったりとフィットしているマスクを選ぶことが重要です。
ご家族に体調が悪い方がいる場合の家庭内での感染対策など、どんな些細なことでもHELPOにお気軽にご相談ください。
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