個人向け
#4 意外と知らない坐薬の話
坐薬は、ご存知の通り、おしりから直接体内に入れるお薬です。
坐薬は、肛門のすぐ上に位置する直腸から吸収されるため、効き目が早く、副作用が比較的出にくいのが特徴です。お子様が熱や吐き気で口から飲めないときに使えるものメリットです。色々なメリットがありますが、いざ出されると使い方に戸惑うことも多いのではないでしょうか。
今日はそんな坐薬についてご説明します。
目次
坐薬になっている薬ってどんなのがあるの?
- 解熱鎮痛薬
- 吐き気止め薬
- 便秘薬
- 痔用の薬
などの坐薬があります。お子様への処方で多いのは、解熱鎮痛剤(熱さまし)や吐き気止めです。

坐薬の正しい入れ方は?
- オムツ替えの時の姿勢(両足をあげる体勢)を安定させます。
- 坐薬の尖っている方からおしりに入れます。
- 表面からは見えないくらい奥までしっかり入れます。
- 入れ終わったら、少しそのまま押さえておきます。(泣いたり動いたりすると戻ってきます。)
- 入れにくい時は、水やぬるま湯で少し濡らす、手の上で転がして温める、坐薬の先端に少量のワセリンを塗る、などを試してみましょう。
- 出てきてしまうことを防ぐため、可能な限りウンチの後に使用しましょう
座薬の切り方は?
小児科ではよく「1/2個」や「2/3個」のような坐薬の使い方をします。この場合は、医師や薬剤師の指示に応じて、坐薬をカットする必要があります。うまくカットするコツは「包装のまま」「ななめに」カットすることです。残った方の坐薬はもったいないと思うかもしれませんが、捨ててしまいましょう。
正しい保管方法は?
体温で溶ける仕組みになっていますので、薬の品質を保つためにできるだけ涼しい、直射日光の当たらないところに保管して下さい。 常温で保管できるもの、冷蔵庫で保管しなければいけないものがあります。

坐薬使用のあるある
坐薬が溶けちゃった
常温保管時(特に夏)では、坐薬が柔らかくなり、溶けてしまうことが良くあります。 このまま使えるのか心配にはなりますが、実は薬の効き目に変わりはありません。坐薬の先端(尖っている太い方)を下向きにし、冷蔵庫などでて固めてから使用しましょう。
入れた坐薬が出てきちゃった
坐薬はウンチが済んでから使用するのが理想ですが、お子様の場合ではなかなか難しいことも多いです。もし坐薬が出てきてしまった場合は、以下のように対応しましょう。
形が残っている
もう一度同じ量を入れ直します。
形がわからない
ある程度お薬が吸収されています。再度入れなおすと量が多くなる危険がありますので、入れ直すことはせずにそのまま様子を見ましょう。
坐薬が2種類出たけど、続けて入れてもいいの?
お薬の吸収が遅くなったり、吸収できなくなったりしてしまう可能性があるので連続では使用しません。坐薬が2種類以上出ていた場合、基本的には30分~1時間程度間隔をあけてから使用します。
※お薬によっては順番が決まっているものもあるので要注意!
坐薬の使い方を忘れてしまった、使う順番を聞き忘れてしまった、 その他お子様の健康や育児のお悩みなど、どんな些細なことでもHELPOにご相談ください。
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