法人向け
ヘルスケアとは?基本の知識と企業が取り組むメリットについて
「従業員の健康維持・管理に取り組みたい」「体調不良による欠勤者を減らしたい」などの理由から、ヘルスケアサービスの導入を検討している企業もあるでしょう。
ただしヘルスケアとは何か、その目的や課題解決の手段を知らなければ、どのように実施したらよいのか悩んでしまうかもしれません。ここではヘルスケアの定義、取り組む利点と注意点、そして導入の4ステップについて解説します。
いきいきと元気に働ける職場を目指すため、まずはヘルスケアへの理解を深めましょう。
目次
ヘルスケアとは?

健康への意識が高まるなか、ヘルスケアの注目も高まっています。しかしヘルスケアについて何となくイメージできても、具体的にどのような意味なのかしっかり理解したい方も多いでしょう。ここではヘルスケアの定義やウェルネスとの違いについて触れています。
ヘルスケアの定義
日本ヘルスケア協会によると“ヘルスケアとは、自らの『生きる力』を引き上げ、病気や心身の不調からの『自由』を実現するために、各産業が横断的にその実現に向け支援し、新しい価値を創造すること、またはそのための諸活動をいう”と、定義されています。
ヘルスケアとは狭義の意味では医療分野の機器・サービスを差しますが、広義の意味だと健康管理の要素も含んでいます。また近年では軽い不調を自身で手当てするセルフメディケーションの意味で用いられるケースもあります。
ヘルスケアとウェルネスの違い
ヘルスケアに関連する言葉の一つに、「ウェルネス」があります。
ウェルネスは健康をより広くとらえた言葉で、肉体的・精神的・社会的に満たされた状態を目指します。心身ともに健康的かつ自身の望む生活を実現するために、ヘルスケアにも注目するというわけです。
身近なヘルスケアサービスとは|3種類紹介します

身近なヘルスケアサービスとして、iPhoneに標準搭載されている「ヘルスケア」アプリやAndroid対応の「Google fit」などが挙げられます。
ほかにも健康の維持・管理に役立つアプリが多数あります。ここでは、それぞれのサービス内容をまとめました。
iPhoneのヘルスケアサービス
iPhoneに標準搭載されている「ヘルスケア」アプリには、多くの機能があります。日々の健康に関するデータを記録・管理できるのが特徴です。1日の歩数やバイタル(血圧や心拍数)、睡眠時間、体調不良、生理周期データなどを記録できます。
またApp Storeで入手したアプリやAppleWatchと連携し、データの一元管理も可能です。ほかにもネットワーク対応タイプの体重計とも連携し、体重や体脂肪率などもヘルスケアに保存できます。
Androidのヘルスケアサービス
Androidに対応しているのが、Googleよりリリースされた「Google fit」です。Google Play ストアからインストールできます。主な機能はiPhoneのヘルスケア同様に、健康に関するデータを記録することです。
またランニングアプリやヨガアプリ、ダイエットアプリなど、複数のアプリと連携できます。
ヘルスケアアプリ
上記で紹介したアプリのほかにも、多くのヘルスケアアプリが存在します。歩数に応じてポイントを貯められるアプリや、クーポンが取得できるアプリなどは、お得に利用したい方に人気です。
歩数計の機能があるアプリやAI専属コーチによるサポートを受けられるアプリは、健康意識の高い方に向いています。「とりあえず記録から始めたい」という方は、体重管理アプリや食べた記録アプリなどが続けやすいでしょう。
無料で利用できるアプリも多く、目的や使いやすさに合わせて選べるようになっています。
企業がヘルスケアに取り組むメリットとは

従業員の健康管理は、仕事におけるパフォーマンスの向上にもつながります。また企業のブランドイメージにも、好影響を与える可能性が高いでしょう。そのため中長期的な投資のメリットを感じて、ヘルスケアに取り組む企業が増えてきているのです。
ここでは、企業がヘルスケアに取り組むことで得られるメリットを2つ紹介します。
労働生産性の向上を見込める
ヘルスケアに取り組みコンディションを整えることで、労働生産性のアップにつながります。
心身ともに健康な状態だと、集中力が高まり、おのずと仕事の効率も上がると考えられます。ヘルスケアに取り組み、元気でいきいきした社員が増えれば、職場の雰囲気もよくなるかもしれません。
逆に不健康な社員が多いと、欠勤が増えたり仕事におけるパフォーマンスのも低下につながったりします。
長期的な視点で考えると、ヘルスケアの取り組みは労働生産性を上げて業績にも好影響を与える可能性が高まるでしょう。
企業のブランドイメージの向上が期待できる
ヘルスケアに取り組むことで、「社員を大事にする会社」としてイメージアップにもつながります。
さらに経済産業省の認定する「健康経営優良法人」になるための、大きな足がかりになるでしょう。健康経営優良法人とは、優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度です。認定された企業は、社会的な評価を期待できます。
企業のブランドイメージ向上は、採用にも好影響を与え、優秀な人材が集まりやすくなるでしょう。
企業がヘルスケアに取り組むデメリットとは

ヘルスケアに取り組むことはメリットだけでなく、デメリットもあります。デメリットを確認したうえで、対策を講じなければなりません。また社内の環境に合うように、日々改善していく必要もあるでしょう。コスト面や運用の難しさなど、取り組みを始める前に要チェックです。
初期費用・ランニングコストがかかる
一般的にヘルスケアに取り組む際は、外部サービスを利用する場合が多いでしょう。そのため初期費用やランニングコストなど、一定の費用がかかるのが難点です。また健康に関するデータ収集や分析をする場合、追加でコストが発生するでしょう。
ヘルスケアの導入・維持・各種サービスの利用には、どれだけ予算を立てられるか検討する必要があります。また、データに関しては個人情報の取り扱いにも、注意しなければなりません。
成果が見えにくい(不透明)
社員の健康維持・増進による、投資効果の把握は難しいといえます。例えば日々のバイタルチェックやオンライン診療を取り入れても、欠勤率の低下をすぐに実感できるとは限りません。ヘルスケア導入による成果を数値化しにくいため「本当にやる意味があるのか」と、疑問を抱く方も少なくないでしょう。
ヘルスケアは、長期的な視点で取り組む必要があります。また単に実施するだけでなく、データの収集や効果検証の基準を設けることも重要です。
社内でヘルスケアに取り組むための4ステップ

企業としてヘルスケアに取り組むためには、事前準備が必要です。いきなりヘルスケアサービスを導入しても浸透しないため、周知しなければなりません。
また実施にあたり目的や課題の整理、利用するサービスの選定などステップを踏んで導入します。ここでは、ヘルスケアに取り組むための手順について詳しく説明します。
ステップ1. 社内外へ発信する
社内外に向けて、ヘルスケアに取り組むことを宣言しましょう。従業員の理解なしでは、ヘルスケアサービスを導入しても活用しにくくなってしまいます。具体的にヘルスケアの取り組みの目的や、実施内容について説明する場を設けたり社内広報を利用したりしましょう。
社外への発信としては、「健康企業宣言」も検討してみましょう。「健康企業宣言」をしたうえで成果をあげると、特典として資金調達支援や健康課題解決のサポートを受けられます。
ステップ2. 課題の洗い出し・整理
社内には、どのような課題があるのか把握しましょう。職場健診やストレスチェックの集団分析、働き方のアンケート調査を実施し、課題を洗い出す必要があります。そしてヘルスケアサービス等の導入により、解決できそうな課題を整理しましょう。
ヘルスケアの取り組みにあたって、具体的な効果のイメージと、導入予定のサービスを選んだ理由などを明らかにするのが重要です。また他社での成功事例をチェックしておくと参考になるでしょう。
ステップ3. 健康管理システムの導入
一般的に健康管理システムでは、健康診断結果やストレスチェック結果の一元管理や、保健指導や面談の記録などが可能です。
それぞれの健康管理システムには特徴があります。「健康活動を促進したい」「従業員のコンディションを把握したい」「健診やワクチン予約を管理したい」など、自社の課題に合わせて選びましょう。
またプラン内容だけでなく、初期費用や月額料金を確認し、予算に合わせて選ばなければなりません。複数資料を取り寄せて検討すると、参考になるでしょう。
ステップ4. 取り組みの結果を検証する
ヘルスケアの取り組みによる効果をチェックし、改善点がないか確認します。従業員にアンケートを実施して、現状の把握に努めましょう。ただし、ヘルスケアの取り組みは数値的な評価が難しいかもしれません。
取り組みを振り返る指標の一つとして、休業者や欠勤者の数、離職率、ストレスチェックの結果などが有効です。ただし経営に好影響をもたらしているかは、中長期的な視点で判断しなければなりません。
またヘルスケアの推進だけでなく、職場環境の見直し・改善も欠かせません。従業員にとって健康的に働ける環境かどうか、チェックする機会にしましょう。
特にリモートワークや在宅ワークは、従業員の健康状態を把握しにくい状況だといえます。勤務形態の変化による体調不良が生じていないかもチェックしましょう。
「HELPO」は健康医療相談ができるヘルスケアアプリ

ヘルスケアアプリHELPO(へルポ)は、企業様の健康に関する課題解決の手段になります。
具体的には「健康経営の取り組み方がわからない」「メンタル不調者が増加しているが対応に困っている」「心身の不調が重症化する前にケアをしたい」「リモートワーク・在宅ワークにより従業員の健康状態が把握できない」などの課題をサポートしています。
HELPOを利用すると、チャットでの健康に関する相談やオンライン診療、条件に合致する病院検索、薬剤師に相談しながら市販薬の購入などが可能です。
ご利用いただく前には、組織の課題や目的、運用方法などをヒアリングしております。お見積りの作成もしているので、公式サイトからお気軽にお問い合わせください。
まとめ

ヘルスケアを導入すると、労働生産性の向上や企業ブランドのイメージアップなどが期待できます。ただし初期費用やランニングコストがかかる点や、導入の成果を評価しにくい点が難点です。予算を設定し効果検証の指標を定めると、運用しやすくなるでしょう。
「従業員の健康管理により経営に好影響を与えたい」という企業には、ヘルスケアアプリHELPOがおすすめです。オンラインでの健康医療相談や診療など、気軽に利用できます。
公式サイトから資料請求やお問い合わせが可能なので、気軽にご利用ください。


