監修者紹介:宮田 俊男先生(早稲田大学教授・医師)

【監修者紹介】

  • 1999年早稲田大学理工学部機械工学科卒業
  • 2003年大阪大学医学部医学科卒業
  • 外科医として大阪大学医学部付属病院で手術や治験、臨床研究、再生医療に従事
  • 2009年厚生労働省に入省(厚生労働省
  • 2016年医療法人社団DENみいクリニック代々木開設、株式会社Medical Compass設立
  • 2020年早稲田大学先端生命医科学センター教授
  • 2021年国立循環器病研究センター理事長特命補佐

 実際に産業医として、働いている方々をサポートする中で感じる日本企業の働き方について

働き方改革やダイバーシティー、健康経営のキーワードが並ぶ中、これらを進めていくうえで、是非、産業医を活用してほしいと思います。

毎月、開催する衛生委員会(コロナ禍でオンライン化が進みました)では雇用者の残業時間を毎月、その推移を把握することができ、なぜその部署は残業が多いのか、メンタルや生産性に影響が出ていないかなどをみんなで考え、解決につながり、会社全体としても人件費の適正化に繋がります。

産業医と衛生管理者で協働して行う職場巡視では、例えば昔ながらの男の職場で、女性にとって働きやすい職場になっているか、休憩所は清潔かなどをチェックしたりして、多様な人材が働きやすい職場作りに繋がります。

健診結果やストレスチェックについても、生活習慣病の重症化予防、特に女性は働く年代で多い婦人科系のがん検診の促進、うつ病の予防による離職者の防止など健康経営に繋がり、企業の雰囲気を明るくします。

産業医も時代の流れで役割も多様化してきており、最近ではコロナ関連のサポートも求められています。良い産業医を選定することは日本企業の働き方改革を促進することにもなると考えています。

今後の医療変革の中で重要なポイントについて

医療改革の中で一番意識しないといけないことは医療の改革にはいわゆる健康な状態からケアをする体制をしっかりと準備することだと考えています。病気が症状として発症する前にしっかりと手を打つことが大切です。いわゆる健康寿命の延伸といった60歳を超えても健康でかつ、いつまでも元気に活動するために、身体的な衰えの進行を軽減することが重要で20〜40代のうちに身体を大事にする習慣を持ちましょう。

昨今では健康寿命の延伸にデジタルツールを活用していくことが注目されています。若いうちに身体に関する様々なデータを取得しておくことで、病気を早期に発見して重病化を防ぐことが期待できます。重病化を防ぐことは、医療リソースの適切化に繋がり国民皆保険制度を守ることにも繋がります。

普段の業務や家事、育児などで忙しくてなかなか病院で医師に相談ができない状況であっても、イノベーションが進み、自宅や職場でも検査を受けられて、適切な医薬品などが届くような環境を少しずつでも整備していくことが、アフターコロナ、ウィズコロナにおける目指すべき医療改革の形だと考えています。

ヘルスケアアプリ「HELPO(ヘルポ)」について

ソフトバンク株式会社のグループ会社である、ヘルスケアテクノロジーズ株式会社が提供しているHELPOは、日常的な⾝体に関する悩みを様々な⽅法でサポートするヘルスケアアプリです。体調の悪くなりはじめや、ちょっとした⾝体の不安、市販薬によるセルフメディケーションについての疑問を医師・看護師・薬剤師の医療専⾨チームに、24時間365⽇いつでもチャット形式で相談することができます(ただし、医師による診断をチャットで受けることは出来ません)。チャットでの相談の結果、適切な診療科の案内や、症状に対する一般的な医学的情報を提供しています。アプリにはオンライン診療の機能もあり、全国約5,000の医療機関と連携して、ご自身が選択された医療機関に繋がり、その医療機関に所属する医師がオンライン診療を行うことができます。是非ご活用ください。

(注) オンライン診療によって医師の診断が必ずしも確定しない場合もあります。また状況によって最初から対面診療を指示される場合もあります。

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