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子宮内膜症が妊活に与える影響と知っておくべき対処法
生理のある(初潮~閉経)女性の 10 人に 1 人が発症するとされている子宮内膜症は、妊活を考える女性にとって大きな悩みの種になり得ます。本記事では、子宮内膜症が妊活にどのような影響を及ぼすのか、またそれに対してどのように対策を講じるべきかを解説します。正しい知識を身につけて、妊娠の可能性を高めるためのステップを一緒に見ていきましょう。
※本ページの記事は、妊娠・出産・子育てに関する理解・知識を深めるためのものであり、特定の治療法・医学的見解を支持・推奨するものではありません。
そもそも子宮内膜症とは?
子宮内膜症は、子宮の内膜に似た組織が子宮の外側、例えば卵巣や卵管、または骨盤内の他の部分などにできる病気です。この内膜組織は月経周期に合わせて子宮の外で成長するため、周囲の組織と癒着したり、炎症を引き起こしたりします。
妊活における子宮内膜症の影響
子宮内膜症が妊活に与える影響は、主に以下の点が挙げられます。
●卵巣機能の低下
子宮内膜症が卵巣にできると、内膜組織が卵巣に癒着し、卵巣内で異常な組織の成長が進みます。これが卵巣の正常な機能を妨げる原因となり、卵子の成熟や排卵に影響を与えることがあります。卵子の質が低下すると、受精の可能性が減少することにもつながります。
●卵管の閉塞
子宮内膜症によって、内膜組織が卵管に癒着を起こすことがあります。卵管は卵子と精子が出会い、受精が行われる場所です。卵管が閉塞すると、卵子と精子が接触できず、受精が行われなくなります。
効果的な対策方法とは?
まず一番重要なのは医師と相談の上、適切な治療を受けることが大切です。症状の程度によっては、子宮内膜症の治療や、体外受精などの不妊治療へステップアップすることなどもあります。
また、日常生活の中での対処法としては、以下の点が挙げられます。
●十分に休息をとり、過労を避ける(ストレスにより症状が悪化する可能性があるため)
●バランスのとれた食事をとり、体調を整える(偏った栄養は貧血症状を招くなど、症状の悪化につながることがあるため)
●普段から適度な運動を行う(骨盤回りの血流が悪くなると、症状も悪化する可能性があるため)
さいごに
子宮内膜症がある場合の妊活は、確かに難しさを伴うかもしれませんが、適切な対策を講じることで妊娠の可能性を高めることができます。HELPO健康相談チャットにて、対処法の具体的なご提案も可能です。気になる点や不安なことがあれば、お気軽にご利用ください。
参考文献
一般社団法人日本生殖医学会 編, 生殖医療の必修知識2023
「子宮内膜症(Endometriosis)」 全国健康保険協会 https://www.kyoukaikenpo.or.jp/~/media/Files/kochi/20140325001/2BB82727E9B14236803BDB605464D597.pdf
「子宮内膜症」 女性の健康推進室ヘルスケアラボ 厚生労働省研究班 、https://w-health.jp/caring/endometriosis
クレジット
著作/ヘルスケアテクノロジーズ株式会社
文/看護師、保健師 古屋麻美